今を生きるということ ― ミュージカル映画『RENT』が教えてくれた時間の価値

ミュージカル映画シリーズ第3弾。(気づけばシリーズ化してた。笑)
今回の作品は、「Rent」です。

この映画の入り口ともいえる曲が、
「Seasons of Love」

舞台版では第二幕の冒頭で歌われる名曲ですが、
映画では印象的なオープニングとして使われています。


「1年をどうやって測る?」
そんな問いから始まるこの曲は、
時間や人生の価値を静かに問いかけてきます。

そして、この作品で
私の心に一番残った言葉があります。

「No day but today」

直訳すれば、
「今日という日しかない」。

つまり、
「今を生きる」というメッセージです。

実はこの言葉、
私の座右の銘のひとつでもあります。

ちなみにもうひとつ、
日本語で近い意味を持つ言葉として
好きな曲があります。

森山直太朗「今が人生」

どちらも、
「今という時間を大切に生きる」
というメッセージを持った言葉です。


『RENT』に登場する人物たちは、
決して恵まれた環境の中で生きているわけではありません。

貧困。
病気。
差別。

さまざまな困難を抱えながら、
それでも今日を生きていこうとする若者たちの物語です。

もちろん、
自分が彼らと同じ状況にいるわけではありません。

でも、だからこそこう思います。

もし自分が、
比較的恵まれた環境の中で
今を生きているのだとしたら、

その限られた時間を
もっと大切に使わなければいけないのではないか。


ある日、この映画を
BGMのように流しながら作業をしていました。

そしてふと、
特典映像を見たときに
衝撃の事実を知りました。

このミュージカルの作曲家である
Jonathan Larsonは、

『RENT』の
プレビュー初日の前日、
35歳の若さでこの世を去っていた
のです。

ラーソンは、
自分の作品がその後どうなったのかを
見ることはできませんでした。

しかし『RENT』はその後、
ブロードウェイで大ヒットを記録し、
世界中で上演される作品となりました。

なんというドラマ…

この作品こそ、
ジョナサン・ラーソンの
生きた証になったのです。


口で言うのは簡単ですが、
こうして作品や名前が
後世に残るということには
強い憧れを感じます。

そしてふと気づきました。

自分も、
もうすぐ35歳。

まだまだここからです。

でも、
人生には限りがある。

だからこそ、
今日という一日を大切に生きること。

そのシンプルで、
でもとても大切なことを
改めて思い出させてくれる映画。

『RENT』は、
そんな一本でした。

そしてこれからも、
この言葉を胸に…

「No day but today」

今日という一日が、明日へと続いていく限り。

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