書く指導がインプロになる?!

たまにはインプットの話も。
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最近、妻にすすめられて読んだのが
「子どもの思考がぐんぐん深まる 教師のすごい!書く指導」(森川正樹さん)

2018年の本なので少し前のものですが、
書くことの指導で使えそうなアイデアをたくさんいただきました。

その中でも、特に面白いと思ったものがあります。


国語のフラッシュカード

やり方はとてもシンプル。

フラッシュカードのように、
あるものが描かれた絵や写真を見せます。

例えば「犬」。

普通なら

「犬!」

と単語で答えますよね。

でもこの活動では、単語ではなく文章で答えるのがルール。

「犬がいます。」

そこから、少しずつ情報を足していきます。

「白い犬がいます。」
「白い犬が散歩をしています。」

たったこれだけ。

でもこれ、やってみると結構面白そうなんです。


めっちゃインプロやん!

この方法を読んだとき、思いました。

これって、めっちゃインプロやん!

インプロ(即興)では、
相手の出したものを受け取って、そこに情報を足していく。

いわゆる 「Yes, and」 の考え方です。


→ 犬がいます
→ 白い犬がいます
→ 白い犬が散歩をしています

前の人の言葉を受け取りながら、
世界を少しずつ広げていく。

完全にインプロの構造です。

ちょっとしたゲーム感覚でするインプロが、
文章づくりの練習になる!


「書かない」時間が育てる、書く指導

もう一つ面白いと思ったのが、
この活動は文字で書かないということ。

ノートに書くのではなく、
声に出して言う。

「書く指導なのに書かないの?」
と思いますが、ここが大事なポイント。

文章を書くのが苦手な子どもは、

  • 何を書けばいいかわからない
  • 書く前に止まってしまう

ということがよくあります。

でも、声で言うならハードルはぐっと下がる。
声に出せなくても、頭の中で作ればいいですし。

まずは

思ったことを言葉にする。

そのあとに書く。

この順番、すごく大事なのかもしれません。


ちょっとアレンジ

本では低学年向きの活動として紹介されていましたが、
インプロ的に考えると、いろいろ応用できそうです。

例えば

  • 写真を見て順番に情報を足す
  • グループで物語を広げる
  • 前の人の文章に「一文だけ足す」

そんな活動にすると、
遊びと書くことがつながるかもしれません。

インプロと国語。
まだまだ面白いことができそうです。

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